ワンダーフォーゲル




2002.8. 尾瀬
燧ケ岳:尾瀬沼方面から
夏合宿in尾瀬。
時期を過ぎていたので人があまりいなくて楽だった。
だが、非常に疲れた。
若くない人は、決してテントなどではなく山小屋に泊まる事をお勧めする。
絶対に重装を背負って燧ケ岳に登ったりしてはいけない。
体力も無いのにそんな事をすれば、私たちのように13時間もの間、山にいる羽目になるだろう。
体力に自身のある方は、金銭の節約のためテントを使うのも良いだろうが。
疲れた身体に温泉は非常に気持ちよかった。
温泉小屋、と言うところがあるので行ける人は行ってみると良い。
ただし、尾瀬(に限らず山は)の中は何処でもそうだが、飲物は非常に高い。
風呂上りに1杯などと缶ビールを買おうものなら500円近くとんでいく事は覚悟して然るべきだろう。
理由は簡単だ。全て、食料品はヘリコプターによって運ばれてくるからだ。
かつてはそれを人間がやっていたのだから凄い事だ。いまや人が運ぶのはゴミだけである。

因みに食事と宿の評価が低いのは私たちがテントでの自炊生活だった為だ。
普通に小屋に泊まれば、温泉にも入れるし、美味しい食事もあるし、しっかりした寝床もあるのでご安心を。

交通の便が悪いのは、まあ、仕方の無いことだ。

鳩待ち峠方面、つまり至仏山方面の小屋では花豆ジェラートというものが売っている。
やはり、これも少し高いのだが、食べる価値はある。
尾瀬に行った際には是非食べてくると良い。

真夏の尾瀬は水芭蕉やきんぽうげの花は見られ無いが、その分人も少なく、ゆっくりすごす事が出来、多くの花々に出会える良い旅になるだろう。

ただし、くれぐれも熊にはご注意を・・・。


【ワンポイント】
夏には“可憐な”ではない、化け物じみた水芭蕉と遭遇できる。
燧ケ岳:登山口方面から
もう少し、写真を大きく出来ればいいんだけれど。
荷物さえなければ子供でも登れます。
小さい子に抜かれたときのアノ哀しさ……。
私は当分忘れないでしょう。
さすがに20kgも背負ってたらね……。



【ワンポイント】
遠くで見る分には綺麗なんだけど……。
木漏れ日
燧ケ岳登り始め。
この後、厳しい苦難が待ち受ける事を一体誰が予想していたであろうか……。


【ワンポイント】
朝と夜は涼しくてすごし易い。
尾瀬沼:燧ケ岳中腹から
ここを過ぎ、木々が深くなってくると風景は見えなくなる。
そして、視界の悪い道をひたすら下り続ける……。


【ワンポイント】
ここを過ぎたあたりから木々が……。




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